勇者杯・秋の問題点とその異常さについて
今回10月から開催された勇者杯・秋の問題点について時系列順にまとめさせていただきます。
1、【1次予選の時点での問題点】
2、【2次予選の問題点 大会会場や事前準備リハーサルについて】
3、【2次予選の問題点 当日に起きた件について】
4、【運営の対応について】
1、【1次予選の時点での問題点】
10月2日から8日までかけて行われたオンライン予選大会の問題点についてをまず記載します。
ルールは公式画像と補足説明
・オンライン大会でゲーム内の機能の一個であるイベントマッチモードという特別な機能を使って試合を行う
・特殊なモード内での試合なので持っていないカードもデッキに入れて使うことができる。
これに関してはどの人にも(カード資産の有無に関わらない)参加機会があるという謳い文句と噛み合っていてDCGならではのいいルールにみえるが、1人が何個もアカウントを使えてしまいサブアカウントでの予選参加者が出たことが2次予選にて明らかにサブアカウントと思われるものとマッチングしている人があり行われていたことが結果的に後からサブアカウントを使っていた人が確認されてしまった。
・普通は本戦で本人確認をするためにする個人情報の紐付けをこの時点でしていなかった。
このゲームは一日置きにプレイヤーネームを変えれることもあり、前述したサブアカウントでの参加資格の獲得がやり放題
・試合はBO1のデッキ内容は非公開ルール。選択ヒーローだけは確認できる。つまりヒーローが3種類に縛られてる以外は通常モードで試合を21回しているのとなんら変わらない。
大会予選とは到底思えないルール。
・勝った時に3点、負けた時に1点をもらい最終的なポイントの上位512人が2次予選に上がれる。
ここにも落とし穴があり、なんと同率ポイントになった時の裁定が早い者勝ち。つまり12時から13時59分までのところで最終日に試合ができる方が完全に有利。スイスドロー方式の計算ルールかと思いきやそんなことは全くなかった。
・一次予選も含めて勇者杯・秋の大会の参加資格に
があるにも関わらずなぜか参加して試合をした数に応じてゲーム内アイテムの報酬がもらえる。参加された方々は規約にあるにも関わらずかなりの人数になった。
(この後もこの数字が必要になるので記載しますが512人中151人しか参加されなかった。実に361人が不参加。)
2、【2次予選の問題点 大会会場や事前準備リハーサルについて】
大会会場と事前準備は別々に分けて書きます。
〔大会会場について〕
・会場がファースト・プレイス東京というホテルの"地下二階"。ソーシャルアプリゲームの大会であるにも関わらず地下二階。
少し調べるとレビューに出るのですが
これは2年前のレビューですが、キャリア回線はほぼ繋がらないのがすぐにわかり、なおかつwi-fiも弱いことがわかる。のですがそこを会場に選ぶということがそもそもおかしい。
キャリア回線が繋がらないということは基本的なWi-Fiレンタルも繋がらないですし、ホテルが契約してるWi-Fiが死んでいるということはどうやっても回線が基本的に繋がらないということになります。つまりこの会場でやるということはトラブルが起きるのが前提の会場で2次予選をやりますよーということ。
〔大会事前準備について〕
・512人くるはずの大会で規約に2次予選に通ったら参加しないといけない大会においてなぜか準備した席が180人分しかなかった。
この時点で何のために規約を書いて参加を促したのか理解できない。が、(同じくオフライン大会だった春の勇者杯においても参加者は256人中157人だったのでそれを元に席を180人分にしたのかもしれない)実際に来たのは151人なのである意味読みは正しかった。皮肉なものである
・会場を前述した場所にしたとはいえ普通に考えれば前日には事前リハーサルを行うはず。
実際に前日にテストをした旨をゲストがツイートされてました
そのツイートを見る限り事前に問題はなかったという事。つまり最終ゴーサインが前日に出されたということになるんですがこの事前リハーサル。絶対にあり得ないやり方をされてると思います。
電波回線の強さというものは基本的に2つのルールで変わります。それは電波塔からの距離とその電波塔やWi-Fiルーターから出る電波を利用する人数で決まります。つまり512人くるはずの大会で151人しか来ていないなら本来からマックス人数でやっていたら電波は余裕で繋がらないとおかしい。運営の予想した参加人数の180人だとしても問題なく繋がるはずなのに繋がらない。
つまり、この事前リハーサルにおいての電波テストは10人前後で行っただけとしか思えないザルなやり方をしているのではないかと思われる。要するに知識皆無の運営がザルに行った事前準備しかしていなかったということになる。
オフラインでソーシャルアプリゲームの大会をやる以上通信環境等の大会をスムーズに運営して行く環境を作るのはしごくとうぜんのことでえる。のにも関わらず、
こんな運営をした運営会社も、この会社に運営を委託して最後にゴーサインを出したドラゴンクエストライバルズ運営自体も共に無能だと言われても否定できないことであるし、勇者杯という大会そのものを軽んじてるとしか言えない状況であるのが明らかである。
3、【2次予選の問題点 当日に起きた件について】
こんな事前準備しかしていない大会に問題が起きないわけもなく当日にも問題が起きてしまった。
1〔受付の時点での問題〕
受付の時にゲームを起動してゲーム内で予選通過画面があるのでそこを確認して本人確認をしてもらうのだが、まずゲームがなかなか開かない人がこの時点でいた。電波不良はこの時点で起きていたのだが、それよりも本人確認書類が持ち物にあるにも関わらずそれを確認する作業が一切されていなかった!のが1番の問題である。運営は仕事の一部を完全に放棄しており、やろうと思えばこの大会は代打ちが可能だった。普通に考えてあり得ない事である
2〔大会一回戦目〕
【配信卓】の場合
一回戦)
先行2ターン目にてプレイヤーAさん側でいきなり通信障害が起きる。運営判断で再試合になりそのまま再試合。再試合は決着がつき2戦目の後攻8ターン目。盤面はお互いにいい勝負でどちらに勝ちが転ぶかわからない時にプレイヤーAさんが2度目の回線落ち。
連続で回線落ちをしたプレイヤーAさんが自己申告で負けでいい旨を受け運営判断でそのまま2連勝で試合が終わり。
この時点では運営の用意した機材を使っていた。
2回戦)
今大会1番の問題試合。
一回戦を踏まえ運営機材ではなく通常卓と同じように自前のスマホで試合を行うことに。
1戦目プレイヤーAさんが勝ち。
問題の2戦目、先行8ターン目にプレイヤーBさんが通信障害。mpのほとんどを丸々残したまま途中から動けずにターンスキップしてしまう。
運営判断でその場は一旦続けてもらう。プレイヤーAさんが順当に勝ち、その後その試合を運営が協議。
その結果、プレイヤーAさんの負けになる。
ここからがこの大会の一番おかしいところで、再試合でもなく、回線が切れた側の勝ちになったことに皆疑問を抱いたのですが、その理由を運営が告げた相手ごとに説明が全く違うのである。
プレイヤーAさんへは
ターンスキップしたターンでプレイヤーBさんの勝ちが決まっていたので負けた告げられる。
プレイヤーBさんには
プレイヤーBさんの方が回線が切れたターンにプレイヤーBさんの方がライフ差で勝っていたから勝ちと告げられる。
解説にはアカギさんの方が勝っていたからとだけ告げられる。
この時点で3種類の違う理由が告げられる・・
この時に各プレイヤーに運営判断を告げた人は違う人だった。
そのまま試合が続行されてプレイヤーBさんが3戦目を勝ち取りプレイヤーBさんが2-1で次に進む。
その後プレイヤーAさんは友人と合流した結果運営の説明がおかしなことに気づき、運営に他の人と共に抗議に行くと、運営が言い分を変更。
プレイヤーBさんの方が先行7ターン目の時点で勝ちが濃厚だったから勝ちにしました。とのこと。言い分がさらに変更され4種類目になる。
そのルールでは明らかにジャッジ裁定の場合有利なデッキタイプがあることや、後攻が露骨に不利になることを伝えてさらに抗議するも運営は三回戦を強行。その後も抗議に行くも
・わからない
・そのターンに有利な方の勝ち
・盤面が有利な方の勝ち
・体力差がある方の勝ち
等聞いた相手によってやタイミングによって違った答えが返って来る始末。その間も試合は進んでいきもう巻き戻しが出来ないところまでどんどん進めて行く。
3回戦)
この試合のプレイヤーAさんには運営から試合前に序盤での回線不良はやり直し。
試合が進んだ状況だったらその時の盤面や体力差で勝ちを決めるというルールが告げられる。
4回戦以降)
3回戦が通信問題が起きなかった影響かその後試合前に選手への試合前に裁定ルールを告げることがなくなる。試合会場(ライバルズ自体)から人が去って行ったこともあり電波事情がよくなって行ったようで問題が起きずにその後は進行した
【通常卓】
通常卓では一回戦から回線不具合が多発。
通常卓での試合は基本的にジャッジ判断に委ねると初めてすぐでない場合は再開したところからやって欲しいと言われる。そのためジャッジを連れて地上まで行って通信をつなぎ直す方もいるが地上に行くまでの間にターンは過ぎていてどうしようもないところまで行ってしまっている。
事前に対戦者同士の取り決めをしていたり、双方がリセットしたい旨を伝えた場合や、ジャッジ判断に委ねずにいた方は再試合されていたりもしたそうですが、あまりにも酷い大会環境に即ドロップをされた方々もいらっしゃった模様。
だがこのドロップして萎えて帰ってしまった方々のおかげで会場内の人数が減り電波事情が戻り始めたのは皮肉としか言えない。
このように配信卓では何種類もの裁定が同時に別々のところに送られており、その後の裁定が二転三転していた。さらに配信卓と通常卓では対応が違うという異例の大会になってしまっている。
極端な話だが配信卓では自分が有利になったら機内モードを使い回線を落としてしまえばジャッジキルを誘発できてしまうという普通に考えたら明らかにおかしな状況になっていた。
ジャッジの審判が不明瞭でかつ事前に通達が一切なくその場その場で変わっていたこと。ルールが何度も変更されていること。適用されるルールが場所によって変わることなど普通の大会ですらあり得ないことだがこれが全国大会の場で起きたのがあり得ないことなのは誰にでも明らかなことなのだが、それを強行し最後まで抗議を受け入れない運営には怒りを通り越して呆れしかうまれない
4、【運営の対応について】
"運営側としては予想外の"トラブルが多発したことによりジャッジ対応の人数等が追いつかず、試合中にデッキ画面を確認してた人間が出てきたりするなど大会そのものの中で不正行為が確認されているものの最後まで大会を続け、一応のファイナリスド出すまで大会を強行していった。
大会中の運営の対応がおかしいのはお分りいただけたと思うのですが、これだけの問題だらけの大会の後に普通に考えれば公式から何かしらのアクションがあるはず。普通に考えれば。
秋の勇者杯は10月20日に行われたのだがなんと今(10月23日)になっても無視の一手で済ませているのである。
大会中にあった全体へのよくある定型文による謝罪は大会進行が全て終わってからの閉会式の中で言われたがその時には既に50人ほどしか残ってなかったそうで少なくとも現地で被害にあい帰っていった方々100人分の方には届いていない状況でそれ以降一切の謝罪がないのである。
また、だんまりを決め込んで事実を一部の方々が断片的にしか知らないようにした中で、事実がゲームプレイヤー全体に公開されてプレイヤーの怒りを買い抗議や問い合わせを送られた方も多い中だんまりを決めこめる運営がおかしいのは明らかである。
そしてまだ、信じられないことがある。
今回の件で通信切れで負けたプレイヤーと抗議に何度も行った方に対して運営から個別に一応形ばかりの"謝罪"のようなものがあったがその最後にはこう締めらていたそうである。
『このことはあまり広めないでほしい。穏便に済ませたい。』
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この発言を被害を被った側が言うならばわかる。が、なぜ加害者側である運営が被害者に言えるのか。全くもって理解できない。プレイヤーを軽んじているのがよく理解できる発言である。簡単に言えばドラゴンクエストライバルズの全国大会の2時予選なんてその程度のものと捉えられていて、それに出てるプレイヤーなんてその程度のものとしか捉えられていないのである。
こんな運営が続けていくゲームがドラゴンクエストなんていうか国を代表するタイトルを掲げているのは汚点であり、また今後の大会や今後も続けるユーザーに向けての信頼回復のためのなぜ、このような問題が起きたのか。その対策も踏まえ今後はどうするのか?ここまで我関せずを貫いて信用を失い続けて来た以上はこの件の責任は誰が取るのか?
誠意を見せていただきたいものである。